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院長よりみなさんへ、おやめいただきたいことリスト (初級編)

はじめて婦人科を訪れる方や、不妊治療のことなど全く知らない方向けのページです。
しっかり勉強されている方は再確認程度に読み飛ばしていただければ結構です。
厳しい言い方のようですが、代換えのきかないかけがえのないご自身の体のこと。
ですから、まずご自身でしっかりとした知識をもっていただきたい。
そういった想いで分かりやすく端的に述べていきます。

 

排卵検査薬といわれるものを自分の排卵期を知らずに使用している

⇒ 意味がありません。
なぜなら尿は一日の中でも、随時尿といって一定の濃度ではないので、調べる意味がありません。あくまで補助的なもので、妊娠を決定づけるものではありません。

 

排卵から2週間以内なのに、妊娠反応をチェック陽性で妊娠だと慌ててしまうこと

⇒ 意味がありません。
なぜなら偽陽性と出る可能性が高いからです。
つまり、妊娠ではないのに、妊娠だと反応が出てしまう可能性があります。あくまでしっかりとクリニックで検査受診をされることをおすすめします。

 

基礎体温をつけていないのに、不妊治療を受けようとすること

⇒ 意味がありません。
なぜならもっとも基本情報となる、排卵日や、高温期の持続の有無などが全く分からないためです。
具体的には、高温期が2週間続いているか、体温が低温と高温の二相性になっているか。何日目に排卵しているかがおおまかに分かるため、検査のあたりがつけやすいためです。

 

体外受精でしか妊娠が困難な方が、一般不妊治療や人工受精までと決めてステップアップされないこと

⇒ 意味がありません。
なぜなら、例えば極度の乏精子症の方が精子の数が少ないために、体外受精をしなければ妊娠の確率がとても低く困難だからです。

もちろん、自然に妊娠したい気持ちは分からなくもないですし、ご夫婦でここまでで出来なければあきらめよう。ということを決めている場合は仕方ないことですから、無理にステップアップをすることも必要はありません。ご納得のいく方法で治療に望んでいただければと思います。しかしながら、不妊検査の結果、どうしても自然妊娠が困難な場合があるため、そういった場合には丁寧に過去の研究成果からエビデンスに基づくご説明をしている中で、そのままで何度も同じ方法でトライしても、厳しい言い方ですが時間と労力となによりお金の無駄使いになってしまうでしょう。

 

不妊検査をせずに、治療と思われるようなことを行っている方

⇒ 意味がありません。
なぜなら不妊治療はまず原因を早期発見し特定すること一番だからです。
実に正しい情報が伝わっていなくて残念だなと思うのが、不妊検査を一度もしっかりしたことがないのに、不妊の治療をしていると思っている方がまだ数多くいらっしゃるようです。

これは、不妊治療という分野に対して、世間の認識が追いついていないという現状があるかと思います。不妊治療の方法は個人の自由ですし、治療をするもしないも自由です。できることであれば、自然に妊娠ができれば喜ばしいことですし、基本ベースは生理周期を意識しながら、ご夫婦で力を合わせて妊娠を一緒に目指していただければと思います。しかし、不妊症かもと思った時、検査をしっかり受けていただくことを強くおすすめします。

 

実際に、検査をせずに原因を特定せずに、薬だけを処方され、自然妊娠を目指されているという方が、残念ながら結構数いらっしゃるのが事実で、数多くの妊娠に至っている不妊治療の専門医的に見ると非常に残念なことです。何も治療の手段お話とか体外受精などのことを言っているわけではありません。
他記事でも再三お伝えさせていただいてますが、まず不妊の原因をまずしっかりと検査した上、治療に望んでいただきたいということです
不妊症にとっては、当たり前ですが不妊検査をせずに治療をするということはありえません。

・排卵障害で、卵と精子が出会えないのに妊娠ができますか?
・旦那さんが精子が無い、無精子症なのに自然妊娠できますか?
・こういった原因を自分自身でしっかり把握して対策してますか?

厳しい言い方かもしれませんが、現実問題としてまず不可能といっても良いでしょう。
不妊治療をする以前の話です
さまざまな方法論などが、出所不明で真偽が確かでないようなインターネットなどの情報が飛び交う中で、いろんな事を試してチャレンジしていただくことはおおいに結構ですが、まず検査を行って、原因を特定することが最優先。絶対条件というくらい厳しめにお伝えしておきます。
少しでも、正しい情報が浸透して、より不妊で悩む方々が少しでも減ることを願っています。もし周りに知らない方がいらっしゃれば、ぜひともお教えいただけたら幸いです。

■関連ページ
⇒ 不妊検査について(検査項目や費用一覧)