不妊症治療のスペシャリスト。すべての女性のヘルスパートナー。不妊症にお悩みの方、不妊治療のご相談は名古屋市南区の山口レディスクリニックへお気軽にどうぞ。

よくあるご質問

Q7. 不妊症の原因は?

A.  一番の原因は、年齢を重ねれば卵巣が老化していきます。
自分でも自覚症状がないのでわからないものです。最近ではそういうことが話題になっていますね。
おおよそ34歳頃から卵巣の老化は始まると言われています。
それから一年毎に同じ治療をしても妊娠率が、どんどん低下するという研究データも出ています。
やはり34歳頃を超えて子どもが出来ない方は、少し急がれた方が良いでしょうし、34歳以前で明らかな不妊症の原因がなければ、急ぐ必要はないと思います。
まずは女性の年齢が、不妊症の原因として優勢になってきますね。

 

次に、今は昔と違い、若い方を中心に、「性の多様化」というのが起きています。
皆が皆そうではないと思うのですが昔は一対一の関係、最初に付き合った人と最後まで添い遂げることが日本人の文化でしたが、今は欧米主体の文化になってきています。
「多対多の関係」という言い方をするのですけどね。
結婚するまでに数人の方と付き合ったりだとか、社会的に許容されていますし、「付き合った段階でSEXしてはいけない」とは誰も思っていませんよね。
ですから、現代の日本では知らない間にSTD(性病、性感染症)、性病を持っている人も意外に多いんですよね。
クラミジアは自覚症状もほとんどありませんから、クラミジアやSTDにかかって、卵管が炎症を起こして、卵管性不妊症になったりとかそういう方もいらっしゃいますね。
STDにならないように気をつけてもらうと、それは自分で予防できるものですから。

 

あと予防できない事としては、子宮内膜症の原因はよくわかっていないのが現状です。
例えば50年前くらいの日本では5人とか数人産んでいましたが、妊娠すると生理が止まり、母乳で育てます。そうすると、結局2年間生理がこない。
そして5人産むということは10年間生理がない時期がある。今はだいたい初経が大体10歳くらいで閉経が50歳くらいと言われていますが、昔はもっと遅かったので、例えば15歳で初経があって、45歳で閉経があると、30 年間のうち10年間は生理が無いのです。
だから昔は極端な話、20年間しか生理がなかったのが、今、一人も子どもを産まないとすると、10歳で生理がきて 50歳で生理が終わる。
とすると40年間生理がある。生理の回数が2倍に昔より増えているのですよ。
生理が増える事によって、それがひとつの原因だろうと 考えられているのですが、子宮内膜症とか子宮筋腫、そういった女性特有の病気が明らかに昔より増えているのですよ。
性の低年齢化によって、HPVというウ イルスに感染しやすくなり、子宮頸癌になりやすいことがわかっています。
そういった性行動の早い方ほど、20歳くらいから1年間に1度定期的に産婦人科を 受診したほうが良いです。
子宮頸癌の検査は今20歳から無料で検診ができますから、子宮内膜症という病気はないか、自分は何も無いだろうと自分で決めてしまうのではなく、検査をきちんと受けるなどして、あらかじめ不妊症のリスク因子なるものは排除しておくということは大事だと思いますね。