不妊症治療の専門医。タイミング法など自然周期から、人工授精・体外受精・顕微授精までの高度生殖医療。不妊症にお悩みの方、不妊治療のご相談は名古屋市南区の山口レディスクリニックへお気軽にどうぞ。

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体外受精のOHSS治療期間はいつまで?

OHSSがいつまで続くのかとご相談をいただくことが多いのですが、
患者様にお答えする回答は「次の生理がくるまで」とお伝えしています。

OHSSは生理がくると症状が改善されます。

<参考:OHSSの症状に対する検査治療について>
軽症の場合、超音波
中症の場合、超音波、採血
重症の場合、超音波、採血、点滴等

次の生理を早く来るようにする方法はありませんので生理が来るのを待つしかありませんが、

待つ間に血栓症になってはいけませんので、まずは超音波により重症度の判定を行う必要があります。

超音波による判定後、
軽症の場合は経過観察を行います。
中症の場合は採血を行い、採血の結果により経過観察か点滴治療が必要か考慮します。
重症の場合は点滴等の治療が必須となり、場合によっては入院を必要とするケースが稀にあります。
*8~9割が軽症。1割~2割が中症。重症は稀です。

<点滴治療>
血栓症の予防の目的で血管内の水分量を増やすために行います。
次の生理がくるまでに血栓症にならないために必要です。
採卵した後にお腹がはったりなどの異常を感じる場合は、
OHSSの可能性がありますので早めの受診が必要となります。

OHSSにいたるまでの経過が確認しやすいので体外受精を行ったクリニックで受診されることをお勧めします。