不妊症治療の専門医。タイミング法など自然周期から、人工授精・体外受精・顕微授精までの高度生殖医療。不妊症にお悩みの方、不妊治療のご相談は名古屋市南区の山口レディスクリニックへお気軽にどうぞ。

よくある質問(不妊治療)

自分は不妊症かも?というセルフチェックはありますか?

A. 日ごろの変化を気にしておくことが一番です。

以下項目に当てはまる方は、不妊症の可能性があります。

□ 結婚し妊娠を望んで、1年が経過したが妊娠しない
□ 生理不順がある
□ 生理痛がひどい
□ 生理が人より多いかも
□ 不正出血がある
□ 年齢が35歳を超えている(高齢)
□ 婦人科を今まで一度も受診したことがない
□ 婦人科検診、ガン検診を一度も受けたことがない
□ 基礎体温を知らない
□ 安全日、排卵日を知らない
□ セックスレス(生理中を除き、週1回程度もない)
□ 女性側では不妊検査は問題ないが、男性側の問題かもしれない
□ 過去に性病になったことがある

自分で出来るチェック方法

たとえば薬局に行くと、妊娠検査薬がありますね。
またよく勘違いされているのが、排卵検査薬でしょうか。
それは実は尿中のLHというホルモンを調べているだけです。
朝一の尿であれば当然濃い。
また随時尿といって朝一でなければ薄くなってしまう。
ですから、実は信頼性は結構低いのです。
説明書きを読むと陽性が出れば排卵です、と断定して記載があったりします。
ただそれはあくまで補助診断として使用し、参考程度として使用していただきたい。
一番確実なのは、超音波などで卵胞の大きさを見たりする。
その卵胞が確実に消えたかなど。
あと必要に応じてホルモンを調べたりすることですね。

自分でできるセルフチェックの基本として。
まずしっかり基礎体温をつけることでしょう。
いつも決まって28日くらいの月経周期の方は14日目くらいに排卵しています。
タイミングに合わせて調べていただいて良いでしょう。

そもそも月経周期が順調な方は、排卵日が決まっています。
例えば10日目と14日目で1回ずつ性行為をもつ。
これが可能であれば、排卵検査薬はあまり意味が無いのではないかと思います。
逆に生理不順の方には多少意味があるかもしれません。
なかなか病院へ来られない方だと、その程度の手段しかないかもしれません。

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