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排卵検査薬に対する誤解

「不妊治療や妊娠関連に関する巷に広がる誤った情報や認識について」の第2弾は「排卵検査薬に対する誤解」について書いていきます。

ドラッグストアなどで手軽に購入できる排卵検査薬なるものが存在していますが、実はそのような簡易的なもので排卵したかどうかは判断することはできない。という事実はご存知でしょうか。

では排卵検査薬の意味がないのになぜ存在するのかという話になりますが、絶対というわけではない、あくまで目安として参考程度にとどめてほしいということです。

というのも、そもそも市販の排卵検査薬の仕組みは、尿中の黄体化ホルモンの値を計測するものであり、その尿中の成分は常に一定ではなく、例えば朝昼晩・寝起き・食後・運動後・入浴後など、1日を通してみただけでもさまざまな変化があるため、その値で排卵したという正確な判断が難しいといった具合になります。

そして、排卵が本当に確定できるのは、実は排卵日から2週間と数日遅れてようやく分かるもので、2週間以内でいくら検査薬を通して調べてもまったくといっていいほど意味がないのです。ですから、市販の排卵検査薬はあくまで目安にすぎず、正確な情報を知りたい方は、やはりクリニックで受診し正確な検査を行うことをオススメします。

次回は不妊治療と薬の服用についての関係として
「病気の旦那が薬を服用中というケースにおける不妊治療に対する誤解について」触れていこうと思います。

病気の旦那が薬を服用中というケースにおける不妊治療に対する誤解について

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