月経不順
月経不順とは?
月経が多少遅れて40日以内に来ている方は排卵に障害がある可能性はありますが、様子見でも良い場合もあります。40日以上の月経周期の場合や、無月経の場合、不安な場合は診察にきていただくことをお勧めします。
検査方法
月経不順の原因は脳下垂体、卵巣からでる女性ホルモンの分泌異常によることが多くあります。それらを調べ見合った治療を行います。まずはご来院いただき、基礎体温を測定して、女性ホルモン検査をすることが大切です。
ホルモン検査としては脳下垂体ホルモン(LH,FSH,PRL)および、卵巣ホルモン(E2,P4)、甲状腺ホルモン(TSH,FT3,FT4)等を調べて治療方針を決定します。
治療方法(一例)
プロダクチンが高い場合は下げるために薬を内服します。
LH、FSHが高い方はピル等を内服治療します。
LH、FSHが低い方はクロミッドテストを行います。
甲状腺ホルモンは低下症があれば甲状腺ホルモン剤を内服します。
治療期間が長くなる場合がありますが、根気よく治療することが効果的です。