不妊治療って、なんか漠然とした不安があるのですが?
A. もちろん、みなさん不安はいっぱいありますよね。
人工授精からは値段が高くなるということもありますが、人工授精自体は何か体に針を刺すといった行為はないのでご安心下さい。
体外受精は妊娠率が最も良いですが、すべて自主診療になる、値段が高額になるということがありますね。
そして卵を採取するために女性 の卵巣に針を刺して、卵を採取する必要があり、針を刺すといった行為になります。
針を刺すために出血をする可能性もあり100%安全ということは言えない のは事実ですね。そもそも人間の体に針を刺すという行為自体、通常行う必要が無ければ行わない方が良いわけですから。
話を戻しますと、不妊治療にホルモン剤を用いると、排卵がひとつではなく、2つ以上の複数排卵するケースがあります。
2つ以上排卵することにより、多胎といって、双子以上が出来てしまったりします。
あとは排卵誘発剤を用いることにより、一時的に卵巣が腫れたり、腹水が溜まったり、OHSS(卵巣 刺激症候群)などの副作用が治療によって起こる可能性があります。そのことを十分にご理解をいただいた上で、治療を受けて頂く必要があります。
人工授精に関しては、針を刺すといった行為はなく、事故が起こりようがないかと思います。
やはり体外受精に関しては、出血のリスクなどの様々なリスクを伴うので、ご説明を書面や口頭で十分にご納得いただくまで差し上げています。
危険度という点では、事故は少ないですが、全く無いということではないことをご理解いただけたらと思います。