プアリスポンダー対策 新治療法
今まで当院としては
①FSHが高い方はカウフマン療法
②3回程度採卵して良好胚が獲得できてから移植をおこなうパック療法
③AMHの低い方に対して最終的には卵巣PRP療法を推奨してきました
しかし①〜③効果が高い方と、十分でない方がみえます
7月に受精着床学会があり新しい手段の発表がありました
内容はG-csf(ノイトロジン)を採卵の前月に2回皮下注射をすることで効果があるとのこと
※G-csfはがん治療の骨髄機能の回復に普段使われています
十分なデータはまだありませんが、
最近の研究結果では前胞状卵胞の発育を促進し、
AMHを上昇させたといった研究データもあります。
今までに副作用はほとんど見られていないという点から、当院でも1回1万2千円(税込)開始いたしました
※保険適用はありません
まだ十分なエビデンスはありませんが、興味のある方はご相談ください
※①〜③との併用も可能です