不妊症治療の専門医。タイミング法など自然周期から、人工授精・体外受精・顕微授精までの高度生殖医療。不妊症にお悩みの方、不妊治療のご相談は名古屋市南区の山口レディスクリニックへお気軽にどうぞ。

トピックス

体外受精(IVF)についてのよくある質問

Q.HRT法(ホルモン補充療法)と自然排卵の違いは何ですか?

A.妊娠率の観点からすれば、HRT法(ホルモン補充療法)でも自然排卵でも胚移植の差異はありません。違いがあるのは月経の周期で、通常は排卵しておよそ2週間後に月経がきますが、採卵した後は黄体サポートを行わないため、およそ1週間程度で月経がくる場合があります。

Q.体外受精でHRT法(ホルモン補充療法)を行った人はいつまでエストロゲン、プロゲステロン補充が必要ですか?

A.当院では10週まで補充を行っております。

Q.刺激方法の割合はどれくらいですか?みんなは何を選んでいますか?

A.刺激の方法は患者さんのご意思を尊重し選択をいただいておりますが、当院としてまとめた統計を参考までに掲載いたします。
まず、多くの卵が採れ、かつOHSS(卵巣刺激症候群)になりにくいという利点において、半数程度の51%がアンタゴニスト法が選ばれています。
また、高齢者の方や、通院回数を減らしたいといった方に適しているクロミッド(簡易採卵)が36%程度。
残り15%程度がロング法、ショート法です。

Q.採卵はいつ行うのでしょうか?

A.生理がはじまって14~15日目に行うことが多いです。
ただし、2日前にしか行えるかどうかの判断が難しいため、
早い方でおよそ12日目~
遅い方でおよそ20日目で行います。

Q.受精卵はいつ戻すのでしょうか?

A.自然排卵した卵と胚盤胞で異なります。
自然排卵した2日目、3日目の卵は、その同日に戻すします。
胚盤胞のみはすべて5日目に戻すことになります。

Q.移植の日は仕事を休む必要がありますか?

A.移植日はお休みいただく必要はありません。
ただし、採卵の日はお休みをいただく必要はあります。

Q.移植の日は安静にする必要がありますか?

A.特に安静にする必要はありません。
ただし、車を運転するようなことは避けていただく必要があります。

Q.受精卵の長期培養をした結果、胚盤胞になる確率はどれくらいの割合でしょうか?

A.平均的には半数の50%程度です。
ただし結果には個人差が大きいのと、年齢による影響により結果は大きく異なりますので注意が必要です。年齢的におよそ40歳を過ぎると、平均的に40%を下回ってきます。ですから、高齢な方ほどたとえ長期培養を行っても、結果として胚盤胞になりにくくなるのが実情です。

Q.多く卵が採れ、多く受精した場合に、培養方法・凍結方法はどのようにしますか?

A.まず前提としてグレード(卵のランク)ごとに異なります。
受精卵のグレードは数が少ないほど良いのですが、例えばグレード1とは、3割以上の妊娠率があることを意味します。

<グレードがばらけた場合>

グレードの良いもの(グレード1)は
1~2個だけ2日目に凍結することをおすすめします。
残りは長期培養されることをおすすめしています。

<グレードがすべて同じような場合>

すべて長期培養することをおすすめします。

胚盤胞になったところで、
良好胚の妊娠率は40%程度
不良胚の妊娠率は20%程度

当院の方針として、
グレード1の良い卵を無理に長期培養する必要はないと考えています。
理由は長期培養する場合には、
グレード1の良好胚もすべて無くなる可能性もありうるからです。
胚盤胞になるまでに25%の確率にかけて、75%が悪くなるか、うまくいかず0%になるか。
元々の確率の30%は30%でとっておいた方が良いと考えています。
グレードが悪いものしかない方は、長期培養をおすすめしております。

Q.hMG注射などや薬を飲む時間は決まっていますか?

A.hMG注射の時間はいつでもかまいません。
クロミッドに関しては、ご自身で飲むものですから、朝食後や夕食後など飲みやすい時に決めていただき、ご自身で決めた一定の時間で飲んでください。

アンタゴニストは薬効時間の関係があるため
当院の診療時間に合わせて受診をお願いしております。
木曜夕方しか来院が難しい方は、水曜は昼ごろ受診をお願いしております。
月曜夕方しか来院が難しい方は、日曜12時頃で当院指定時間にご来院いただいております。

またアンタゴニストの注射に関しては、例えば糖尿病の自己注射を行うように、自己注射を行うことが厚生局より認められております。ですから、水曜昼ごろや日曜日にご自身で自己注射をしていただくことで、指定時間にご来院いただく必要はありません。

Q.精子の採取時間はいつごろが良いでしょうか?

A.なるべく2時間以内に採取したものをお持ちください。
また、当院では採取室があるため、もし難しい場合には当院でも採取することが可能です。
当日どうしても難しい場合には前もって凍結することが可能です。
ただし、精子は凍結障害など凍結に弱いため、
凍結する際には通常の培精ではなく顕微授精になることが多くなります。

Q.精液検査、人工授精、体外受精など精子が関する時は、旦那が一緒に来る必要はありますか?

A.奥様のみのご来院で大丈夫です。
もちろん来ていただいても良いですが、精子をご持参いただければ大丈夫です。

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