不妊症治療の専門医。タイミング法など自然周期から、人工授精・体外受精・顕微授精までの高度生殖医療。不妊症にお悩みの方、不妊治療のご相談は名古屋市南区の山口レディスクリニックへお気軽にどうぞ。

診療トピックス

ブライダルチェックと不妊検査の違いについて

これからご結婚をされる方、または赤ちゃんをご予定されている方に向けて。

ブライダルチェック

ブライダルチェックは、1回の受診で完了するものが基本となります。
もちろんご希望に合わせて検査をご希望いただければご対応いたします。

風疹抗体、クラミジア、淋菌、膣内一般細菌培養検査、梅毒、HIV、B・C型肝炎、子宮頸がん検診、エコー検査(子宮と卵巣の健診)

20,000円(税別)
*卵巣年齢検査(AMH)は別途8,000円(税別)にて対応可能です。

不妊検査

不妊検査については、原因を特定できるまでに時間を要するものがあります。
ですから入院は必要はありませんが、通院が必要となりますので、複数回ご来院いただく必要があるということをご理解いただければと思います。

ブライダルチェックを受けるタイミングはいつが良いか

またブライダルチェックやご結婚前にそれに準じた不妊検査を実施されるタイミングとしては、挙式などの直前などは控えていただいた方が良いでしょう。思わぬ結果になった時に気持ちよく結婚式をあげられなくては困りますからね。ですから、一番は婚約が決まったタイミングあたりで、まだ式の日取りなども全く決まっていない頃で、結婚に向けていろいろと準備しようという一環の中で行う、というのが一番良いのではないかなと思います。

もちろん、不妊検査自体は結婚するからとか、赤ちゃんが欲しくなって妊娠を望むから受ける。というタイミングでなくとも、極端な話は独身の時であっても、まず婦人科検診を受けたりするついでに人間ドック的な感覚で受けていただくこともできますので、ぜひ念頭にいれていただければと思います。

最後に日ごろから気をつけていただきたいこと

生理不順という日常で起こりえることですら不妊に繋がるため、いつか治ると思って放置することで、時間が経てば経つほど治療が困難になったり、不妊治療が長期化し、その上年齢的にも高齢になってしまってより妊娠が難しくなっていくということもあるわけですから。いつ検査を行っても良いものなので、まだ大丈夫だろうという30歳になった頃あたりを目安として一度しっかり検査をいただくことをおすすめします。もちろんそれよりも若くても、一度でも生理不順になっていたり、毎月痛み止めを服用するくらい生理痛がひどい方などは、ぜひ一度ご相談いただければと思います。

■ 関連ページ
⇒ 不妊検査について(検査項目や費用一覧)
⇒ 2年に1回、婦人科検診を定期的に受診しましょう
⇒ ブライダルチェック(診療案内)

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